2026/10/30

【新刊】2026年12月2日発売『メディアの不都合な真実』

著者:

神保哲生

ISBNコード: 

978-4-584-14012-3

商品詳細は、表紙画像をクリックしてください。(amazonサイトが開きます)

 

日本で「失われた30年」と呼ばれる長期停滞が続き、いまや「失われた35年」「失われた40年」と呼ばれる状況が現実味を帯びてきた。少子高齢化、経済成長の停滞、貧富の格差拡大、若者の希望の喪失——課題は山積しているが、日本社会は一向に変われない。

 

なぜ日本は変われないのか。

 

本書はその最大の原因が「メディア」にあると喝破する。
既得権益、国民性、政治システム——様々な説明が試みられてきたが、最も根本的な要因であるメディアの問題は、意外なほど議論されてこなかった。理由は単純で、メディア自身がそれを報じないからである。
本書は、メディアの外側で20年以上にわたり独立系ジャーナリズムを実践してきた著者が、日本のメディアが抱える構造的病理を総合的に解明する。本書の核心的主張は以下の通りである:

日本のメディアは既存メディアが倒産していないにもかかわらず、「メディアがない国」と同じ症状が既に起きている。 これは日本のメディアが、本来の機能を果たしていない証左に他ならない。

プリンストン大学の研究が示したように、メディアが機能しない地域では投票率が下がり、現職の再選率が上がり、政治の腐敗が進む。この現象が、新聞もテレビも存続している日本で既に起きている。つまり日本のメディアは、「あるのにない」のと同じ状態になっている。
大手メディアと政府の癒着の構造を告発し、それでもメディアを機能させる処方箋を提示したのが本書である。孤軍奮闘する独立系ジャーナリスト神保哲生の渾身の書。