2025/11/14

【新刊】2025年12月19日発売『クラシック音楽を10倍楽しむ 魔境のオーケストラ入門』

著者:

齋藤真知亜

ISBNコード: 

978-4-584-39405-2

商品詳細は、表紙画像をクリックしてください。(amazonサイトが開きます)

 

2025年12月、待望の文庫化!
“N響”ことNHK交響楽団で長年ヴァイオリニストとして活躍してきた著者が教える、知られざるオーケストラの世界。一流の「オケマン」たちの破天荒な生態や、歴史上の音楽家たちの人間くさすぎる一面など、クラシック音楽のイメージが180度変わること間違いなし。

“N響”ことNHK交響楽団で長年ヴァイオリニストとして活躍してきた著者。幼い頃から志した憧れのオーケストラはとんでもない生態のオケマンがうじゃうじゃいる「魔境」だった!

「N響の団員も、月給で働く会社員」
「子どもレベルのイタズラを仕掛けてニヤニヤするオケマン」
「指揮者よりもコンマス次第で演奏が決まる?」
「モーツァルトがある人たちに“嫌がらせ”をした曲」など…
一見敷居が高そうなクラシックのイメージが180度変わる音楽エッセイ。軽妙な語り口と丁寧な注釈で、音楽初心者でも楽しくスイスイ読めます。
3歳でピアノを、6歳でヴァイオリンを始めた著者の、幼少期~青年期のエピソードも詳しく披露。
「学校の先生とは違う先生の“闇弟子”になって特訓」
「才能よりも断然、親の情熱がものを言う!」
といった、実際に経験してきたからこそ知った、音楽家養成の世界が語られます。
藝大附属の音楽高校ではなんと最下位合格だったという著者。そこから夢を摑むまでのドラマにも注目です。未来の音楽家を目指す若者にとっての参考にもなるはず。

オケマンだからこそわかる歴史上の作曲家たちの魅力や、生のオーケストラ演奏の楽しみ方も満載。読めば今すぐ演奏会へ行きたくなること間違いなしの一冊です。

 

齋藤真知亜(さいとう・まちあ)
東京都出身。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝大を首席卒業。1986年5月1日N響入団。1999年から毎年開催している自主企画リサイタルのシリーズ「Biologue」「Quattro Piaceri」、バルトーク全曲演奏に挑んだ「ヴィルトゥオーゾ・カルテット」や、民族楽器によるコンサートにも注目が集まっている。また、ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラでは、山本直純氏の遺志を受け継ぎ、指揮・指導を行っている。大学や個人レッスンのほか、個人でもアンサンブルなどを率いて活動中。