【新装重版後、たくさんのご注文をいただき、おかげさまで忽ち重版決定!】
高市早苗氏がアメリカ連邦議会立法調査官として米政治の現場に接した経験をもとに、”世界の最強権力者の実態“を分かりやすく解説。トランプと渡り合うための対米外交の真実を知る、政治家としての原点がここにある!
「-日本は、国論分裂のままにいたずらに時間を食い、国家意志の決定と表明のタイミングの悪さや宣伝下手が災いし、結果的には世界トップ級の経済的貢献をし、汗も流したにも関わらず、名誉を失うこととなった。納税者としては政治の要領の悪さがもどかしく悔しいかぎりである。私は「国力」というものの要件は経済力」、「軍事力」、そして「政治力」だと考えるが、これらの全てを備えた国家は、現在どこにも存在しない。(中略)
そして日本では、疑いもなく政治力」がこれからのテーマである。「日本の政治に足りないものはなんだろう?」情報収集力? 国会の合議能力? 内閣の利害調整能力?首相のメディア・アピール能力? 国民の権利を保証するマトモな選挙? 国民の参政意識やそれを育む教育制度?課題は随分ありそうだが、改革の糸口を探る上で、アメリカの政治システムはかなり参考になりそうだ。アメリカの政治にも問題は山とあるが、こと民主主義のプロセスについては、我々が謙虚に学ぶべき点が多いと思っている。
(中略)
本書では、行政府であるホワイトハウスにスポットを当てて同じテーマを追及した。「世界一強い男」が作られていく課程である大統領選挙の様子を描写することによって、大統領になりたい男や大統領になれた男たちの人間としての顔やフッーの国民が寄ってたかって国家の頂点に押し上げていく様をお伝えできるものになったと思う。」
*本書は1992年「アメリカ大統領の権力のすべて」を新装重版したものである。
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