KKベストセラーズではワニの本、ワニ文庫、ベスト新書として古くから親しまれている単行本や新書の書籍出版を中心とした出版社で、ウェブメディア「BEST TiMES」などの運用も行っております。
内容紹介
◎日本で独裁者が現れなかった理由は地政学でわかる!
◎関裕二の新作書き下ろし新作
◎詳細な地図・写真つき
◆地理から読み解く邪馬台国の外交戦?
◆高良山は九州の中心?
◆タニハの謎を解くのはヤタガラス?
◆独裁者ではない大王がなぜ巨大古墳を造ったのか?
◆日本を二分する植生の違い!
◆世界の常識を覆した縄文人! !
◆蘇我氏が甘樫丘を城塞化した意味
◆ヤマト建国をめぐるいくつもの謎?
◆豊国で朝鮮半島とつながる神功皇后!
◆瀬戸内海と日本海の対立が生んだ天孫降臨!
◆なぜ神奈川県に巨大前方後円墳が造営されなかったのか?
◆なぜ八世紀に東北蝦夷征討は本格化したのか?
◆政権が大阪に移った失敗した例は大化改新?……etc.
◎神話から縄文、邪馬台国、ヤマト建国、大化改新、奈良、平安まで古代史のなぜを解いていく意欲作!
●地形は古代史の真実を教えてくれる
本当の歴史を知りたいのなら、まず現地に立ってみることだ。本や史料ばかり見ていても、真実は見えてこない。
地形や地理を目に焼き付けるだけではない。ヒントはどこに隠されているか分からないものだ。土地の匂い、風、空、人々の言葉……。なにもかもが新鮮で、いろいろなイメージが浮かび上がってくる。知識だけでは分からなかった臨場感に満ちている。
初めての土地にたたずめば、予想外の事態に驚くこともある。(本文より)
著者プロフィール
関 裕二
1959年生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに、日本古代史を研究。以後古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている。著書に『古代史謎解き紀行』シリーズ(新潮文庫)、『なぜ日本と朝鮮半島は仲が悪いのか』(PHP研究所)、『東大寺の暗号』(講談社+α文庫)、『新史論/書き替えられた古代史』 シリーズ(小学館新書)、 『天皇諡号が語る 古代史の真相』(祥伝社新書)、『台与の正体: 邪馬台国・卑弥呼の後継女王』『アメノヒボコ、謎の真相』(いずれも、河出書房新社)、異端の古代史シリーズ『古代神道と神社 天皇家の謎』『卑弥呼 封印された女王の鏡』『聖徳太子は誰に殺された』『捏造された神話 藤原氏の陰謀』『もうひとつの日本史 闇の修験道』『持統天皇 血塗られた皇祖神』『蘇我氏の正義 真説・大化の改新』(いずれも小社刊)など多数。新刊『神社が語る関東古代氏族』(祥伝社新書)