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内容紹介
そうだったのか!
歴史の見方ががらりと変わる!
偽装保守・安倍晋三が日本を滅ぼす55の理由
バーク、福田恆存、オークショット、三島由紀夫、ニーチェ……
総理に噛んで含めて教えたい
「保守思想」の本質
今の日本では、「保守」を名乗る人物が、
特定のイデオロギーに基づき、
朝から晩まで抜本的改革を唱え、
伝統の破壊に勤しんでいる。
なぜこんなことになってしまったのか?
まずは、一度保守思想を
きちんと理解する必要があると思います。
そうすれば、安倍が「保守」の対極に位置する人物であり、
大衆社会の腐敗の成れの果てに出現した
「左翼グローバリスト」に過ぎないことが
わかるようになると思います。
逆に言えば、安倍の言動を振り返ることで、
「保守」の本質が見えてくる。
(中略)
本書ではより説明を丁寧にし、
安倍および安倍レベルの方々でも
「そうだったのか! 」と納得していただけるように
基礎の基礎から解説した。(「はじめに」から抜粋)
目次
第一章 安倍晋三の見識
第二章 安倍晋三の知性
第三章 安倍晋三の保守観
第四章 安倍晋三の歴史観
第五章 安倍晋三の政治力
第六章 安倍晋三の経済観
すでに世界はひっくりかえっている。
保守の対極に位置する連中が「保守」を名乗り、
権力の中枢にもぐり込み、
国の解体を始めた。
それを自称保守の売国メディアが礼賛する。
もっとも、あらゆる保守思想家は、
すでに警告を発していたのである。
保守主義は近代をうまく取り扱う技術である。
そう考えれば、
わが国には保守が根付かなかったというしかない。
こうした状況を恥ずかしいと思う人。
それでも日本を信じたい人。
歴史と伝統に恩義を感じている人。
忘恩の徒を許しがたいと思う人。
そういう人は、思考を止めないかもしれない。
そして、常識が消滅した世界では、
常識をあらためて見いだすしかないことに
気づくはずだ。(「おわりに」から抜粋)
著者プロフィール
適菜 収
1975年山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『