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内容紹介
本書では、ブロックチェーン技術とはどういったものなのか?
私たちにとってどういった意味があるのか?どういった未来を作る可能性があるのか? について、改めて解き明かしていきます。 多くの方にブロックチェーンの描く未来を共有していくために必要なのは、専門的な開発者の観点から技術を解説することではなく、生活に根ざした様々な技術の歴史を紐解くことです。 私たちの生活に溶け込んだ様々な「常識」は、過去の人々の生活を変えてきた斬新なアイデアであり、それを実現してきた技術の集大成です。 今まさに、私たちの生活や常識を一新させようとするブロックチェーンの革新性を理解するには、私たちが日頃当たり前に触れている「お金」「記録」「契約」「Web」といった様々な技術の変遷を読み解き、その本質と課題を見定める必要があります。 本書は、6章立てで、ブロックチェーンの本質が何か、現在の課題と発展、そして活用について説明していきます。 1章から3章では、それぞれ「お金」「記録」「契約」と人類の歴史を、その変遷からブロックチェーン技術が何をもたらすのかを読み解いていきます。 4章では、ここ数十年で私たちの生活を最も大きく変えたWeb の世界が、ブロックチェーンによって、今後どのように進化するのか。今のWeb やインターネットのあり方とどのように違っていくのかを説明します。 5章では、ブロックチェーンを実用化していくにあたって、現在見えている課題について触れ、模索されている解決策を説明していきます。 最後の6章では、世界各国でのブロックチェーンの活用事例について説明します。 様々なプロジェクトが想定している課題とソリューションの方法を知ることで、今後起こりうるビジネスを予測することができるでしょう。 |
森川夢佑斗(もりかわ むうと)
1993年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部在学中に、 アルタアップス株式会社を創業。同社、代表取締役CEO。 暗号通貨を一括管理できるウォレットアプリ「Alta Wallet」の 提供を行うほか、ブロックチェーンを実用化していくにあたって コンサル業務を行う。国内におけるコミュニティ活動にも積極的で 「ブロックチェーンビジネス研究会」を発足し、毎月50名以上が 参加するミートアップの開催およびブロックチェーンの 専門メディアの運営を行っている。 在日中国人向けの『日中商報』でのコラム連載や 各種テックメディアに寄稿も行っている。 著書に『一冊でまるわかり暗号通貨2016~2017』(幻冬舎)など。 |
著者プロフィール
森川夢佑斗