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内容紹介
日本人なら誰もが知る聖徳太子。仏教を広めた“聖者"として、十七条の憲法を定めた“大政治家"と知られる太子であるが、その実像は謎に満ちている。太子の本名ですらいまだにわかっておらず、また、いつ死んだのかも定かではないのだ。
太子の実像をゆがめ、聖者として崇めた『日本書紀』と朝廷の立場を明確にすることが、謎を解く鍵なのである。
聖徳太子は暗殺された、そして真犯人はいる……。
古代史最大の秘事を暴きだす! !
著者プロフィール
関 裕二
1959年生まれ。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに、日本古代史を研究。以後古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている。著書に『古代史謎解き紀行』シリーズ(新潮文庫)、『なぜ日本と朝鮮半島は仲が悪いのか』(PHP研究所)、『東大寺の暗号』(講談社+α文庫)、『新史論/書き替えられた古代史』 シリーズ(小学館新書)、 『天皇諡号が語る 古代史の真相』(祥伝社新書)、『台与の正体: 邪馬台国・卑弥呼の後継女王』『アメノヒボコ、謎の真相』(いずれも、河出書房新社)、異端の古代史シリーズ『古代神道と神社 天皇家の謎』『卑弥呼 封印された女王の鏡』『聖徳太子は誰に殺された』『捏造された神話 藤原氏の陰謀』『もうひとつの日本史 闇の修験道』『持統天皇 血塗られた皇祖神』『蘇我氏の正義 真説・大化の改新』(いずれも小社刊)など多数。新刊『神社が語る関東古代氏族』(祥伝社新書)