新幹線はすごい

新幹線はすごい

著者 : 斉木 実

Facebook Twitter

定価 : 1100円(税別)

  • 判型 : 
  • 刊行年 : 2016/04/09 発売
  • ISBN : 9784584125052

内容紹介

3月26日のダイヤ改正で、ついに日本列島は北海道から鹿児島まで、新幹線によって結ばれることになります。カラー写真で日本が誇る「新幹線」の歴史を車両、路線ごとに網羅的に紹介する完全保存本。

●世界に知らしめた

メイド・イン・ジャパン

●新技術よりも「実証済」の採用が成功のカギ! 

●エリザベス女王を満足させた運転技術! 

●新幹線50年史から北海道新幹線の全貌まで

○なぜ鉄道先進国の欧米を上回る新幹線が誕生できたのか?

◆戦前から?新幹線の礎となった「弾丸列車計画」

◆日本が世界の鉄道ルネッサンスを巻き起こした

◆開業時から車内サービス! 冷水器と封筒型紙コップ

◆コックさんと働いたビュフェ体験記

◆今なお人気の世界最速新幹線500系

◆衝撃の流線形銀色に輝くミニ新幹線車両400系…etc

○なぜ日本の新幹線が世界に誇れるのか

海外では、世界一の名声ほしさに、ただ速いだけの高速列車があります。無謀とも思える実験をしたり、また「営業運転で世界最速」を謳った国は早々に死傷事故を起こし、最高速度を引き下げています。日本の新幹線は、東北新幹線「はやぶさ」の時速320キロ運転がフランスTGVと並ぶ世界一の速度を誇っていますが、これは、世界一の速度記録を更新させるためにではありません。あくまで、所要時間を短縮させるためであり、「世界一」はあとからついてきた結果です。本書は、新幹線のそんな「すごい! 」を集めました。キラリと光る特徴を簡潔にまとめています。日本の新幹線がどんな歴史を歩み、多くの人たちの労苦により進歩し、そして愛されてきたことをご理解いただければ幸いです。(本文より一部引用)

著者プロフィール

斉木 実

1963年、東京都生まれ。多摩芸術学園写真学科(現・多摩美術大学美術学部2部)中退。嘱託カメラマン、スタジオアシスタントなどを務めるかたわら、鉄道写真に取り組む。現在は鉄道写真作家として鉄道誌や旅行誌のほか、幅広いメディアで活動。車両や駅などの本質をとらえ、精細に作画表現するのをライフワークとする。米屋浩二との共著で『ニッポン鉄道遺産』(交通新聞社)や『ローカル線を旅する本』(KKベストセラーズ)、池口英司との共著で『知られざる鉄道遺産 首都圏 』(交通新聞社)がある。