抗がん剤治療の正体

抗がん剤治療の正体

著者 : 梅澤 充

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定価 : 800円(税別)

  • 判型 : 
  • 刊行年 : 2016/10/08 発売
  • ISBN : 9784584125335

内容紹介

少量の抗がん剤で、副作用に苦しまず、平穏な生を、長く続ける! 

日本人の2人に1人が罹るがん。治療法の3本柱の一つとされる

抗がん剤治療だが、死ぬほどの副作用に苦しむのはなぜなのか?

標準とされる抗がん剤治療の正体を明かし「極少量で副作用もなく、

延命効果を上げる」独自の治療法と実績を紹介します。

患者さん30名の経過と治療実績をCT画像付きで公開!

「現在の日本で行なわれている抗がん剤治療では、副作用を避けるこ

とはできません。抗がん剤が臨床的に「細胞毒」といわれるゆえんで

す。私は、人間の幸せや尊厳を考慮の外に置き、ただ数カ月、数日間、

命が終わるのが延びるというだけで、細胞毒といわれる抗がん剤を処

方する標準治療を続けていくことができませんでした。その体験を通

して私なりのがん治療法を考え、20年近く実行しています。それは、

「抗がん剤を可能な限り減量し、副作用を容認できる範囲内での治療」

です。……そして何よりも本書で伝えたいのは、標準と称される抗が

ん剤治療の正体です。抗がん剤治療は死ぬほど苦しいと言われるのは

なぜなのか? 抗がん剤治療を怖れ、疑問を抱いている方たちにその

実態を知っていただきたいのです。」(本書「はじめに」より)

著者プロフィール

梅澤 充

1983年、慈恵医大卒業、同大大学院入学、同大学病院第二外科入局。87年、大学院修了、医学博士号取得。同年、ノースウェスタン大学

外科留学、89年、帰国後、町田市民病院外科勤務開始。2002年、免疫治療クリニック勤務、近畿大学腫瘍免疫研究所非常勤講師。03年、両職退職。町田胃腸病院を経て現在、大塚北口診療所(JR山手線・大塚)を拠点に独自の抗がん剤治療にあたる。

日本癌治療学会会員、日本癌学会会員。ブログ「現在のガン治療の功罪」は10年以上、ほぼ毎日更新中。著書『間違いだらけの抗ガン剤治療』『使い方次第で抗がん剤は効く! 』