真実の名古屋論

真実の名古屋論

著者 : 呉 智英

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定価 : 680円(税別)

  • 判型 : 新書
  • 刊行年 : 2017/11/09 発売
  • ISBN : 9784584125670

内容紹介

名古屋人は中国人と似ている?! 日本三大ブスの産地?! 

ケチでタダが好き?! 嫁入りはド派手?!  

金鯱の謎?! 文化不毛の地?! 性信仰と奇祭?!  

大名古屋ビルヂングはダサい?! 名古屋人は田舎クサい!? etc. 

そんなの、ぜんぶウソですから!! 

「トンデモ名古屋言説」を平然と論じつづけるバカ者を

知識人・呉智英が徹底的に叩きのめした知的格闘技 

 「事実と全く違うトンデモ言説を流す評論家や研究者がいる。それがマスコミによって流布され、後で見るように公的出版物にまでそれが掲載される。こうして、事実に反する言説が認知されつつあるのだ。

 しかも、名古屋の人たち自身がそうしたトンデモ名古屋像を信じている。地元の新聞、テレビなどマスコミにもそうしたトンデモ名古屋論が出る。ジャーナリストたちでさえ反論や批判をするわけでもなく、何の根拠もない話に納得しているのである。知の怠惰であり、知の堕落ではないか。

 こんなバカげた事態を、私は知識人の端くれとして見過ごすことはできない。」

「客観的に見て、事実と全く違うでたらめな名古屋論が横行している。雑誌で、新聞で、単行本で、テレビやラジオで、歴史的にも民俗学的にも事実に反する名古屋像が語られている。私はこれに対して強い怒りを覚える。郷土愛からではない。知識人としてである。

 この本は堅苦しく郷土史を論じたものではない。意外な事実を知ることができ、歴史や文化を見る目が鋭くなる本である。通説や俗説を疑うことの楽しさを知る本である。なんとなく通用している俗論を徹底的に批判することが極上の知的エンターテインメントであることを読者に知らしめる本なのである。」(以上、「まえがき」より抜粋)

著者プロフィール

呉 智英

評論家。昭和21年(1946年)、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。評論の対象は、社会、文化、言葉、マンガなど。日本マンガ学会発足時から十四年間理事を務めた(そのうち会長を四期)。東京理科大学、愛知県立大学などで非常勤講師を務めた。著作に『危険な思想家』『現代マンガの全体像』『現代人の論語』『吉本隆明という共同幻想』『つぎはぎ仏教入門』ほか。名古屋市在住。