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内容紹介
なぜ、どうして「あの人」は信じたのか?
宗教学者と精神科医が考える「生きる目的」の見つけ方
「オウム真理教」の事件以来、しばらく新宗教が話題になることは少なくなったが、今回、女優の清水富美加氏が「幸福の科学」に出家するということで、テレビや週刊誌などで大きく取り上げられることになった。
一方で、アメリカのトランプ氏を大統領に押し上げる上で、プロテスタントの「福音派」の力が動いていた。この点でも、宗教が現実世界に影響を与えていることがわかるだろう。
いったいこれからこうした動きはどういう方向へ向かうのだろうか……。
宗教学者と精神科医が、「宗教」と「精神医学」、そして「教育」を補助線として、“ニッポン"をどう立て直すかを考えていく―。
● 日本の組織に見る、不思議な宗教性
● 「老年医学会」のようなダメな組織を生む土壌
● 組織をもたない「イスラム教」
● 「受験勉強」には大きな効用がある
● 「創価学会らしさ」とは何か
● 「お金」よりも「名誉」を大切にしていた日本人
● 共同体を失った日本人とネット難民
● 女子大生に教えられた“現実的"な結婚観
● 「社会の厳しさ」を子どもに伝えよ etc.
著者プロフィール
島田 裕巳